ステンレスの流し台でも、「気づいたらサビが付着していた」なんて経験をされた方は結構多いのではないかと思います。
そして、錆が発生すると、ついついムキになってゴシゴシとこすってしまったことがあるのではないでしょうか。
たとえば、台所でしたら、普通はクレンザーでこすることになると思うのですが、実は、クレンザー等の研磨剤で光沢のあるステンレスをこすってしまうと、表面に無数の傷が入り、表面がくすんでしまいますので、あとから後悔している方もいるのではないですか。
また、お風呂に赤さびの斑点を発見しては、「いくらブラシでこすっても落ちない」ことから、あきらめてしまっている方もいやっしゃることでしょう。
そんな方に、是非、お試しいただきたいのが、カンペハピオのサビ取り用の復活洗浄剤です。
赤サビの付着はあきらめないでください。気づいたら、すぐにサビ取りジェルでのお手入れをおすすめします。
メーカー&仕様
商号:株式会社カンペハピオ
品名:復活洗浄剤サビ取り用
用途:復活洗浄剤
液性:中性
成分:還元剤チオグリコール酸アンモン、水、添加剤
用途:コンクリートに付着・浸透したサビの除去
真鍮・金属モールの黒ずみ・サビの除去
ステンレスに付着したサビの除去
おすすめポイント
・初期のサビであればきれいに除去できる。
・お風呂のタイル・排水溝に付着したサビがきれいに除去できる。
・若干鼻をつく匂いはあるが、強く力を入れてこする必要はない。
・サビは反応して紫色へ変わるので化学反応を視覚で実感できる。
使用方法
下のボタンから、カンペハピオの公式サイトのクリーニング方法を紹介しているページにリンクしていますので、是非ご覧ください。
使用上のお願い
公式サイトでは特に触れていませんが、安全のために、サビ取り剤をご使用の際は
・手袋の使用
・保護メガネの使用
・ニオイが発生しますので、マスクをして、十分換気をおこなうことをお勧めします。
サビ取り剤 施工前の様子
下の写真は、我が家の屋外に設置してある簡易シンクです。
サビに強いといわれる(SUS304)ステンレス製なのですが、あまりに放置しすぎて錆がひどくなっていました。

サビ取り剤 塗布している様子
サビ取り剤は半透明状のジェルになっています。
ジェルをサビている部分に塗布する際は、ハケもしくは、使用済みの歯ブラシをご使用になるとよいかと思います。

上の写真では、サビ取り剤を塗布して1分くらい経過している様子です。
ステンレスに付着した鉄分にサビ取り剤が反応して紫色になります。しばらくすると鼻をつく匂いがします。
サビ取り剤 施工後の様子
下の写真は、ジェルを塗布後10分ぐらい放置した後に、水で洗い流した様子になります。
公式サイトによると、ジェルを塗布後の「放置時間は5分~20分」となっています。

今回はステンレスの流しにサビが出始めてから長く放置しすぎて、サビがステンレスの表面だけでなく深く腐食が進んでいたようです。
効果にも限界があります。
さすがに、腐食が進んでしまうとグラインダー等で研磨していかないと、完全にサビを除去できないようです。
おすすめする理由はココ!
表面に「もらいサビ」が生じてからあまり時間が経過してなければ、このジェルできれいに取れます。
また、研磨と違い表面に研磨キズがでないのでそこもおすすめのポイントです。
スコッチなどの樹脂製のシートを使っていても、光沢のあるステンレスを一度研磨すると、表面がくすんだ状態となってしまいます。
もしもそこから、光沢を出そうとしたら、ポリッシングクリームを使用して、かなり手間をかけて磨きこむことになってしまいますのでご注意ください。
シンク内は光沢があります
下の写真では、シンク内は結構きれいになっているのがわかると思います。
こちらは軽いサビだったので、きれいに除去できました。またシンクの表面に光沢があるのがわかるかと思います。
ご注意ください。
もしも、クレンザー等研磨剤が入った洗剤やスコッチといった金属磨きを使うと表面が細かいキズだらけになって光沢がなくなります。

樹脂への「 サビの付着 」もあきらめないで!
ご家族の方が工業系の仕事をされていると、お風呂のタイルや排水溝に赤サビが発生て困っている方がいらっしゃると思うのでが、それは職場で作業着や体に付着した細かな鉄粉が原因です。
あきらめないで!
しかし、タイルや樹脂製の排水溝の赤さびを諦めないでください。
ステンレスのように金属が腐食するとサビの根までは取り除くことはできませんが、樹脂やタイルは腐食しませんので、あくまで表面にサビが付着しているに過ぎないのです。
放置は厳禁ですよ!
ただし、あまりにも長い間放置しておくとサビの色が樹脂に染みついたような状態になってしまします。
何事も早期処置が肝心です。サビに気づいたら直ぐに除去しましょう。
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