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アイデアDIY

解体後の雨仕舞い アイデアDIY

 

実家の古民家を一部解体したあと、母屋部分の壁から雨漏れが発生しました。もともと母屋と離れを繋ぐような構造であり、これまでは内壁として座敷を囲っていた部分が突如、外壁へと役割が変わったような状況でした。

古くなった土壁はもろに崩れはじめた感じでした。それは構造上、仕方のないことではあります。なぜなら、座敷の「床の間」といえば、室内から見るとちょうど出窓のように外側に張り出した構造となっているからです。

これまで、屋内にあった部分ですから、解体後は「床の間を覆うような屋根」は存在していません。

その雨漏りは、これまでの雨漏りとは桁違いの勢いだったと聞いています。

そこで、解体後に露出した部分に簡易的な屋根をカバー工法にて施工することを計画しました。

その予算を抑えるために、解体時にとっておいた床板を活用して、土壁を覆う板壁をつくることにしました。

 

古民家を部分解体した後、露出した部分を覆う屋根をDIY。露出した土壁は、解体時の廃材を再利用して板壁を作る「廃材利用のリノベーション」

 

解体後の母屋雨仕舞い計画

 

ちょっと変則な形状の屋根であるため、屋根の形状をどのようにするか、非常に悩むことになりました。

雨仕舞い計画 簡易屋根の増設

 

下のCADによる屋根の施工図からもわかるよに、左右対称でもなく、新しく作る屋根の付け根を水平に伸ばせる状況になく、向かって右側は屋根の付け根を傾斜させる特殊な形状となっています。

 

 

通常でしたら、屋根の隅棟(屋根の面と面が交わる凸部)には板金等でカバーをするのですが、そこまで、本格的にするには職人さんに依頼しないと厳しいと思い、断念しています。

 

 

あくまで、簡易的な屋根と割り切り、しかも、屋根の波板には軽くて丈夫なポリカーボネート波板を使用していますので、隅棟部分では材料のポリカーボネート波板自身を曲げながら施工することにしました。

 

 

ポリカーボネート波板による簡易的な屋根を追加して雨漏りを防ぐ 骨組み

 

 

目的は雨漏りを防ぐこと。

そして予算を安く抑える事。

強度を保つ事。

 

この三点に焦点をあて作業に取り組みました。

 

まずは、足場を組み屋根の骨組みを行う

 

住宅では高所作業はつきものです。皆さんよく見かけると思いますが、建屋のリフォームや屋根の塗装などでも必ず「足場」が組まれています。

安全に高所での作業をするためには、足場は必需品です。その気になれば足場のみをレンタルするか、もしくは業者に依頼して足場の設置をお願いすることもできます。

しかし、この足場費用がかなり高く、DIY作業するときのネックとなっている部分だと思います。そこで今回は、足場もDIYしてみました。

 

 

作業足場検討図 新柱と廃材板利用

 

簡易屋根の増設とは言っても、やはり、柱は、ある程度しっかりしたものを使用することを決めていました。計画では75ミリ×75ミリの角材を柱として使用する予定でしたが、近くのホームセンターには90ミリ×90ミリの柱材しかなかったので、90ミリの柱を使用することにしました。

その他の角材も基本的には屋根に使う材料と足場材料を兼用します。作業をするときの足場板には解体時の廃材である床板を使用しています。(非常に厚い床板を使用していましたので、それを2重にして使用)

 

 

 

 

簡易屋根の骨組みの柱に90×90を使用しています。これはかなり強度的にも十分か若干オーバースペックかもしれません。ホームセンターに75×75がなかったのでこの選択をしています。

 

 

この柱は作業序盤では足場の柱として利用して、父が作った暫定軒先の上にかぶせるように新しい屋根の骨組みをくんでいます。

50×50角材にをベースとして縦に組み35×30を横組みにして波板の下地としています。

屋根の形がまっすぐではなく複雑な形状となっいますので、ある程度は樹脂波板を変形させながら強制的に収めることを前提に骨組みをしています。

 

 

波板の下地をストレートに組む選択もあったのでしょうが、固定する場所がなかったり、あまり風を受けるような形状では台風が心配でしたので、出来るだけ既存の屋根に沿わせる形状を選択しています。

 

 

 

 

実際には、計画より簡略して足場を組んでいます

 

 

足場ポイントは、「筋交い」を入れることです。

 

 

まずは、増設する屋根の付け根部分に基礎となる角材を取り付ける作業からスタートしていますが、その部分が一番高くて、奥になるため、高い位置に足場板を必要としていました。

下の写真の足場の横方向への力は「筋交い」で受けています。前後方向にかかる力に対しては解体時に切断した梁が一部張り出し、残っているので、その梁の残部としっかり固定しています。

 

 

増設軒先用の柱の基礎をつくる

 

解体することで、これまで隠れていた部分が表にきて、母が一番懸念していたのが床下への水の流れ込みでした。

床下の湿気は、床まわりの木材を腐らせてしまう最大の敵であるとを分かっているからです。

そこで、解体後の雨漏り対策として軒先を追加すると同時に、足元の水切り対策と柱の基礎を兼ねるように、ブロックを並べてコンクリートで固めることにしています。

下の写真では、ブロックを仮置きしている状態です。また足場を組んでいる状態のうちに、2階屋根軒下の土壁の部分を、解体時の廃材でカバーしてあります。

 

廃材 8畳二間分の床板を外壁への利用検討

 

古民家の離れを解体したときに、8畳の二部屋で使われていた床板(畳の下)をとっておいたのですが、

その、二部屋分の板を解体時に露出した土壁に貼り付けて、板壁にリノベーションするとした場合に、材料に不足がないかを検討しています。

 

CADを活用しよう

 

CADでは、実寸で描写できるため、材料の切り出しや、どれだけの材料が必要かなど検討するときに非常に便利です。

 

 

 

 

二階軒下外壁板と基礎ブロックの仮置き

 

新しい屋根(軒先)の骨組みが半分終了していますが、まだ、柱とは接続していません。この時点では、まだ、柱は足場とし使ている状態です。

下のコンクリートブロックは、仮置きをして、施工位置の検討しています。このコンクリートブロックは新しい屋根の基礎となり、

 

また、

母屋側へ雨水が流入するのを防ぐ「堰」の役割があります。

 

 

 

 

コンクリートブロックの基礎が完成してから、柱を設置する手順をとっています。新しい屋根の骨組みは古い軒先からわずかに浮かすようにしています。

「柱を叩き込んで、はめ込む」感じで組み上げています。

 

90×90の柱の骨組み

 

基礎と柱はステンレスの金具とコンクリートビスで固定。柱と梁の固定も金属の接手を使って簡単にしっかり固定してあります。

基礎に沿って柱と梁を門型に組み、横方向には母屋から飛び出している「切断され壁から飛び出した梁」に当木をして固定しています。

それから、横方向の強度を確保するために「筋交い」を2カ所設けています。

 

軒先屋根と側面骨組み完了

 

 

軒先屋根の波板の取り付けが完了し、風を考慮し、側面にはこれから波板をはるのですが、40×25を横向きにして使用して骨組みを組んでいる様子です。

上の写真からは分かりにくいかもしれませんが、側面の横フレームは40ミリのほうを水平にして、25ミリのほうを上下に使用しています。

 

 

これは、

波板を貼った後、「横方向から受ける風の力」を考慮して選択した組付け向きです。

 

 

 

波板の取り付け ポリカーボネート波板

 

波板の固定には、波板用の座付きビスを使用しています。タッピングネジとなっていますので、直接、波板にビスをあててインパクトドライバーで固定してあります。

 

 

波の重ね合わせは2波を基本にして組んであります。

また、2階の軒下の壁下部に水切り板金を入れて壁側への水の侵入を防いでいます。

 

 

 

「水切り」の説明図

 

壁の最下部に水切りを施工することで、屋根の付け根部分での水漏れを防ぐことができます。

 

 

 

側面波板の取り付け

 

波板の側面取り付けは、当初もう一段上に予定していました。しかし、雨が地面近くに降り込んで「母屋の床下に水が入る」ことへの母の不安を払拭するため、急遽一番下にずらしています。

このため、一番上のフレームが遊んでいます。波板をもう一段重ねて仕上げても良いのですが。機能的には問題ないのでそのままにしています。

 

雨仕舞いは、とりあえず終了

 

軒先には、現在、雨どいを設置しています。下の写真のように側面の波板とコンクリートブロックの基礎により、「母屋側への水の侵入」の心配はありません。

 

 

板壁も完了

 

写真を撮っていないことに、あとで、気づいたのですが、現在では古民家解体時にとっていた床板を使った板壁リノベーションも終了しています。

後日、写真をアップいたします。

 

まとめ

 

今回は、かなり強引な計画を実行しています。足場を利用した作業ではケガ、事故がないように細心の注意が必要です。

特に、どなたかたとの共同作業であれば、尚更です。

本来の作業方法としては、「基礎をつくり➡足場を組み➡柱を立て➡屋根の骨組みを組む➡波板を取り付ける」の順番が正しいでしょう。

それから、この記事を書いていて分かったことですが、平成27年7月1日より、足場の組み立てには、「足場の組み立て等特別教育」の教育資格が求められているようです。

ですから、足場の設置はプロに依頼するのが望ましいでしょう。

 

「ほんのり豊かに、快適に暮らす」ためのヒントになりましたら、幸いです。最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

 



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