快適な暮らしは「温度」で決まる!外と中の温度差を知って賢く過ごすデジタル温湿度計
一日の気温の変化って気になりませんか?天気予報では「平年に比べて~」という言い回しをよく耳にしますが、これは過去30年間の平均値(平年値)を基準として、現在や特定の期間の気象や状況がそれと比べてどうだったかを示しているそうです。例えば「今年の夏は平年に比べ暑い」とか聞くと、この聞き慣れたフレーズからなんとなく気温のイメージをつかめる気はするのですが、やっぱり数字で見えたほうが分かりやすいと思うのは私だけでしょうか?
私の場合、食事を変えてから今ではほとんど気にならないのですが、以前は寒がりの暑がりみたいところがあったため住まいの寒さ対策に人一倍気を使ってきたのではないかと思います。そのため、家の生活動線にあるほとんどの窓はDIYにより二重窓へと変えました。ただし、二重窓にしたから部屋が勝手に温かくなったりするものではありません。あくまで、熱が逃げにくくなるという事です。だから、暖房は必要ですし、冷房も必要です。なので、寒い冷え込んだ朝はやっぱり室内の気温はそれなりに下がります。だけど、暖房を入れると暖房の効きがかなり良くなったと実感しています。
では、あなたは快適に感じる気温についてどのように意識しているでしょうか?わたしの中では、だいたいの基準があります。たとえば、外気温が30℃を超えるようなら冷房を入れよう。寒さに関しては、20℃を下回るようでしたら暖房を入れようといった感じです。また、寒さに対する服装の選択基準として10℃を下回ったらちょっと厚めの上着を着よう。霜が降りそうなレベルならダウン系を着よう。みたいな基準がいつのまにか自然と出来上がっています。今は、天気予報のレベルが上がって気温の予測もかなり精度が高く、しかもスマホでいつでも確認できるから非常に便利に感じています。ただし、できることなら実際の外気温を確認しておきたいといった気持ちがあるのではないでしょうか。そんなときに便利な温度計がこれ。
オーム電気 デジタル温湿度計
最近は特に気候変動の影響で夏の暑さが年々厳しくなっている気がしてます。だからこそ、自分の感覚だけに頼るのではなく、実際の外気温を把握して生活することが大切です。同時に室温と湿度を数値化して適切に冷暖房がなされているかを確認できるようにしたいものです。
1. 商品の主要機能と特徴
この商品は、時刻やアラーム機能を併せ持つようなものではなく、デジタル表示によりシンプルに外気温、室内の温度と湿度を表示するものとなっています。
基本スペック
出典:オーム電機ダイレクト
室外の気温が分かる温湿度計|TEM-701-W 08-1451
【 仕 様 】
■ 温度表示範囲:-20~60℃(室外)、-9.9~50℃(室内)
■ 温度測定精度:0~40℃で±2℃ 左記以外で±3℃
■ 湿度表示範囲:20~95%
■ 湿度測定精度:35~85%で±5% 左記以外で±8%
■ 送信周波数:314.9MHz
■ 動作距離:約50メートル(直線見通し、遮蔽物の無い環境)
■ 外形寸法:本体…(約)幅81×高さ92×奥行26mm、送信機…(約)幅38×高さ100×奥行19mm
■ 質量:本体…約76g/送信機…約30g (電池含まず)
■ 材質:本体・送信機…ABS樹脂、表示画面…LCD、パネル部…アクリル
■ 使用電源:本体…DC3V 単4形乾電池×2本(別売)、送信機…DC3V 単4形乾電池×2本(別売)
■ 電池寿命:本体…約1年、送信機…約6カ月(新品アルカリ乾電池使用時)
■ 設置場所:本体…室内、送信機…室内・室外(雨、風の当たらない場所)
■ 付属品:保証書付取扱説明書
商品の特徴
出典:オーム電機ダイレクト
● 室内の温湿度、室外の温度を計測できます
● 屋外に送信機を設置して温度計測、最大約50mの距離を電波で送信
● 見やすい大画面表示
● 最高・最低温湿度を表示するメモリー機能付き
● 置き・掛け両用
● 特定小電力 技術基準適合品
この温度計の最大の特徴は、室内にいながら外の温度が見れるということです。まさに「見える化」なのです。これまでなら、ベランダ等に設置した温度計を見るためには一度外に出ないと見れなかった。当たり前だけど。
最近は、天気予報の精度が非常に高くなっているのでスマホのお天気アプリで室外温度をリアルタイムで確認できるし、室外の温度計は無くても問題無いといえば問題ない。しかし、「実際のところどうなのよ?」と確認したい衝動に駆られてしまうのも事実。これは性分の問題かもしれませんが。そんな外気温度を一応確認しておきたい人にとっては超便利なアイテム。商品サイズは幅約8センチ、高さ約9センチ、奥行き2.6センチとかなりコンパクトであることが分かります。それでも6畳程度の部屋で使用するなら十分視認性は高い。それに外気温度を測る温度センサーがワイヤレスで室内の温度計本体と通信してくれるからケーブルをつなぐ必要がないのが嬉しい。
2. メリットの深掘り:具体的な活用シーン
では、実際にどのように役立っているかを紹介します。私が感じている一番のメリットとしては外出の準備をする際に服を選びやすくなったことがあります。
🚶♀️ 外出の準備
服装選び:外気温を見て、その日の適切な服装を判断できる。
これまでなら、一度ベランダに出てから肌感で外気温度を感じてから「半袖かそれとも長袖か?」あるいは「どの程度重ね着をしたほうが良いかな?」「アウターは薄手が良いか、それともダウン系が良いか?」「インナーにはどれくらい服を重ねたほうが良いか?」などを推し量っていました。
それが、「室外の気温が分かる温湿度計」があることで今現在の外気温を明確な視覚情報として把握できるため服選びがものすごく楽になってます。
🏠 室内環境の最適化
冷暖房の効率アップ:外気温を知ることで、エアコン設定温度の目安を決め、無駄な運転を防ぐ(電気代節約)。
体調管理:暖房を使用するため乾燥しやすい冬には、加湿器を使用して室内の乾燥を防ぎながら温度・湿度を常に管理し、風邪の予防に。夏場は室内温度の上昇を見逃さず、エアコンを適切に使用して熱中症の予防に。
カビ・結露対策:湿度が上がりやすい時期に警戒し、換気のタイミングを逃さない。
3. デザインと使いやすさ(ユーザビリティ)
温度表示は必要十分なサイズであり、デジタルの表示部はシンプルなデザインとなっているため視認性が高くなっています。また、本体もコンパクトなサイズであり置く場所を選ばない。
設置方法:温度計本体は卓上、壁掛けなど、どこに置いても馴染むデザインとなっています。
外部センサー:外部センサーは非常にコンパクトで、だいたい100円ライター2本分くらいのサイズとなっています。裏面に吊り下げ用のフック穴があります。
外部センサー(送信機)の設置場所の注意点としてメーカーからは「雨、風の当たらない場所」と記されています。私から、もう一点追加したい項目として『熱がこもったり直射日光が当たらない場所』という条件を付け加えたいと思います。通常外気温度の測定は直射日光が当たらない風通しの良い場所で行うことになっているからです。
操作性:室内の温度・湿度と外気温度を表示するだけのシンプル機能であるため、操作ボタンも少なくて誰にでも使えるユニバーサルデザインとなっています。
まとめ
手軽に外気温度を把握できるためのツールとして、非常に便利なアイテムです。デザイン的にも機能的にも非常にシンプルなところが好感を持てます。ただし、外部センサーの設置場所には工夫が必要なようです。最初、ベランダのテラス屋根裏に外部センサーを設置したのですが、南向きのテラス屋根ということもあり屋根裏に熱がこもるため温度表示がかなり高めに感じていました。現在は、日陰で人目に触れない場所に設置しています。すると、天気予報やお天気アプリの最高気温や最低温度とあまりズレないようになりました。
それなら、温度計が無くてもお天気アプリで時間帯別の外気温度の推移予想を見れば済むともいえるのですが、実際に確認できる安心感があるという感じです。そして、高齢の両親にも非常に好評であることをお伝えしたいと思います。