自分なりの加齢臭対策として、やっとスキンケアの方程式ができ、一安心していたところでした。ここまで、いろいろ試行錯誤しながらやっとたどり着いた「わたし流のスキンケアルーティーン」
そのルーティーンのなかで、加齢臭対策の「締め」の役割を担っていなたのが、Deo Lab のミョウバンクリームでした。正直「ここまでやって臭うのならば仕方ない」という私にとってはまさに守護神的な存在でした。
肌の大敵である乾燥と戦う冬はそろそろ終わり、やがて季節は春になり、朝晩はまだ若干肌寒いと感じている頃、気温25℃を超えるような夏日がふいにやってくると、いよいよ汗ばむ季節の到来を意識しないではいられません。
本格的な夏を迎える前に、そろそろ私の守護神である Deo Lab のミョウバンクリームをストックしておこうと考えていたところでした。しかし、どこのサイトを見ても商品の在庫がないのでした。Deo Lab のホームページでさえも「在庫がない」とは一体なにがおきているのでしょうか?
Deo Lab のミョウバンクリームにかわりに、ミョウバンパワーのD-tubeデオドラントクリーム
D-tubeとの出会い
Deo Lab のミョウバンクリームはホームページの取り扱い商品欄にはあるものの、今のところいつになったら注文できるのか分かりません。そこで代わりに私の守護神をとなるミョウバンを使ったクリームを探していました。
検索した候補の中から、私が選んでみたものは D-tube デオドラントクリームです。とにかく使ってみないと分かりませんので、いま試しているところです。
現在もD-tube はお試し期間中ではあるのですが、2週間ほど使ってみて特に問題ないと思います。
・ミョウバンを主成分として使っているから安心。(ミョウバンは食品添加物としても利用されているため安心。ミョウバンの消臭作用は広く認知されています。)
・医薬部外品であるため。
・製造元である株式会社ケイセイは「医療機関を対象とした化粧品・医薬部外品の企画・開発・販売」をおこなっているから。
・安定供給してくれそうだから。
そもそも、Deo Lab ミョウバンクリームをリピート注文する予定でした。しかし、ネット注文する際に、どこを探しても Deo Lab ミョウバンクリーム の在庫がなく、注文できなかったことがことの発端となっています。
Deo Lab ミョウバンクリーム VS. D-tubeデオドラントクリーム
本来であれば、消臭性能を数値化して比較できれば良いのでしょうが、そこまで専門的な評価はできませんので、あくまで私個人の主観として感じたことをお伝えします。
D-tube デオドラントクリームをいいなと思うところは
・D-tube デオドラントクリームは Deo Labミョウバンクリーム よりも価格が安い。
・消臭性能はほぼ互角なのではないかと感じています。
私の場合はお風呂上りに D-tube デオドラントクリームを首元に塗って、翌日の入浴時に首元を濡らしたときのニオイをチェックしているのですが、いまのところ臭く感じることはないようです。
ただし、Deo Lab ミョウバンクリームを使用しているとき、体調によっては入浴時に臭うことがありましたので、ストレスの多いときなどは D-tube デオドラントクリームでも入浴時に臭うときが出てくるかも知れません。
D-tube デオドラントクリーム
D-tube デオドラントクリームのココはイマイチ
・クリームの質感がいまいちなところ。クリームというよりはキメが粗く、硬めのペーストといった感じです。だから、伸びはさほど良いとは感じません。使用後のべたつき感はないです。
購入秘話
D-tubeデオドラントクリームのファーストインプレッションは最悪でした。
下の写真は、自宅に届いたD-tubeデオドラントクリームをさっそく使ってみようとあけた時の写真です。
キャップをとってチューブ本体を押してもクリームが出てこなかったので、もしかして、中ブタがはめ込んであるのかと思って毛抜きを使ってつまみ出そうと格闘すること5分間ほど。(中ブタがはめ込んでいるように見えませんか?)
クリームが固まってできた「かさぶた」みたいもの
実はこれ、クリームが固まってできた「かさぶた」みたいものでした。
チューブを押してもなかなかクリームは出てこないし、もしかして、中ブタが外れたら一気に中のクリームをまき散らしてしまうのではないかとハラハラしていました。
なかなかクリームが出てこないものだから、しびれを切らして爪楊枝で中ブタ(クリームのかさぶた)に穴をあけてみました。
こうやって、爪楊枝で刺した穴から硬めのペーストがゆっくりと出てくる瞬間までのなんとも険悪な雰囲気の長い5分間でした。
Deo Lab ミョウバンクリームをいいなと思うところは
・Deo Lab のミョウバンクリームは非常にクリーミーで使用感がなめらかです。クリームの伸びが良く、塗ったあとのべたつきがなくスッキリしています。
Deo Lab ミョウバンクリーム
Deo Lab ミョウバンクリームのココはイマイチ
・やっぱり、価格がちょっと高いですね。
・正直なところ、やはり量が少ないと感じます。
成分比較 D-tube デオドラントクリーム vs. Deo Lab ミョウバンクリーム
D-tube デオドラントクリームと Deo Lab ミョウバンクリームとでは具体的になにが違っているのか、成分について調べてみました。
化粧品の成分表示方法について 薬事法
引用元:日本化粧品工業連合会 化粧品と薬用化粧品より
化粧品は「医薬品医療機器等法」によって「化粧品」と「薬用化粧品」に分類されます。
化粧品とは
・肌の保湿や清浄など、製品全体としてその効果を期待されています。
・「医薬品医療機器等法」により全成分表示が義務付けされています。
・全成分を配合量の多い順で記載するようになっています。
薬用化粧品とは
・「医薬部外品」として化粧品と医薬品の間に位置づけされています。
・化粧品としての期待効果に加えて有効成分(肌荒れ・ニキビを防ぐ、美白、デオドランドなどの効果を持つ)が配合されています。
・「日本化粧品工業連合会など」の業界団体による自主基準により成分表示(全成分の表示が義務とはなっていません。)
成分比較
D-tube デオドラントクリームと Deo Lab ミョウバンクリームは、ともに「医薬部外品」であるため全成分表示義務は対象となっていません。D-tube デオドラントクリームはパッケージに成分を表示してありますが、Deo Lab ミョウバンクリームはパッケージに成分を表示していません。
しかし、Deo Lab のホームページの商品紹介欄にはミョウバンクリームの3つの有効成分を紹介しています。
D-tube デオドラントクリーム | |
成分 | 特性 |
乾燥硫酸アルミニウムカリウム(焼ミョウバン) | 肌を引き締め(収れん作用)制汗作用。アンモニアなどのアルカリ性臭気に対して消臭効果を発揮。 |
イソプロピルメチルフェノール | アクネ菌増殖抑制による抗菌作用 |
イソノナン酸イソノニル | 油性基剤、皮膚に柔軟性を与える(エモリエント効果) |
デカメチルシクロペンタシロキサン | 油性基剤、さらっとした触感を与える |
グリセリン脂肪酸エステル | 防腐補助、細菌や真菌に中程度の抗菌活性 |
結晶セルロース | 粉体になめらかな感触を与える |
メチルフェニルポリシロキサン | 油性基剤、光沢・ツヤを与える |
セレシン | 固化、乳化物の安定性を保つ(非水系増粘) |
無水ケイ酸 | 油剤の顔料分散安定化や硬さ調製 |
ジメチルジステアリルアンモニウム | 疎水性増粘、顔料分散安定化 |
ヘクトライト | 水を抱えてゲル化する |
Lーメントール | 清涼感を与える |
ポリオキシエチレンラウリルエーテルリン酸ナトリウム | 香料の可溶加剤 |
天然ビタミンE | 酸化防止 |
※化粧品成分オンラインおよびケミナビにて調べて要約してます。
Deo Labミョウバンクリーム | |
成分 | 特性 |
サリチル酸ナトリウム | 防腐(pH4.5以下の酸性領域において抗菌活性を示す水溶性の防腐剤 |
ミョウバン | 肌を引き締め(収れん作用)制汗作用。アンモニアなどのアルカリ性臭気に対して消臭効果を発揮。 |
茶エキス | 過酸化脂質抑制による抗酸化作用、加齢臭抑制作用、黒ずみ(色素沈着)抑制作用 |
※化粧品成分オンラインおよびケミナビにて調べて要約してます。
私が考えるD-tubeデオドラントクリームの効果的な使用法とは
Deo Lab ミョウバンクリーム も D-tube デオドラントクリームも基本的な使い方としてはニオイが気になるところに、汗などを拭きとってから塗るだです。
いたって簡単ではあるのですが、これらのデオドラントクリーム(ミョウバンクリーム)を加齢臭(ニオイ)対策としてより効果的に機能させるためには、肌のコンディションを整えることは非常に重要であると考えています。
たとえば、肌のコンディションが悪い状態では毛穴が目立ったりしますが、毛穴目立つということは皮脂の分泌が増えやすいとも言えます。
そして、その毛穴を目立たせてしまう原因とは、紫外線と喫煙だといわれています。ですから、紫外線が多い時期に外出するときは日焼け止めをしっかりと塗ることを習慣づけたいし、それから、できることなら禁煙することが望ましいと思います。
また、日々のスキンケアとして、「肌をやさしく洗い、しっかり保湿すること」を実践して継続していると、肌のコンディションは徐々に整ってきます。つまり、肌の状態を整えることが、結果としてニオイの軽減に繋がるのだと私は考えています。
そして、40代ではターンオーバー周期が55日と若い頃のおよそ2倍になるため、たとえば、ボディソープを変えたり、肌の洗い方を変えたり、風呂上がりに保湿を始めたりとスキンケアのための行動を変えてもすぐに結果が出づらいことが考えられますので、肌のコンディションが改善するには、最低でも2ヵ月は必要だと考えてじっくりと取り組みたいものです。
やがて、肌のコンディションが整うことでデオドラントクリームはより効果的に働き、加齢臭も徐々に抑えられてくることでしょう。
つまり、私が言いたいのは、いくら消臭効果が高いミョウバンを配合しているからと言っても、ニオイ対策をミョウバンクリームに丸投げして、他の努力を一切しないでいるようでは十分な効果が得られないのだと思います。
ほんとうに、加齢臭が気にならないレベルまでニオイを抑えたいのであれば、総力戦でいかないと。たとえば、もしも野球に例えるなら、ミョウバンクリームはあくまで「ストッパー」。先発は「土台となる肌をやさしく洗い、しっかり保湿して肌を整えること」、中継ぎとして欠かせないのが、「肌に合った消臭性の高いボディソープ」みたいに考えることができるでしょう。
まとめ
なんどでも言いますが、加齢臭の原因物質は皮脂に含まれます。そして、皮脂の分泌が多いのは皮脂腺が多い頭部と顔だと言えます。
そして、肌のキメが整っていないと、荒れた肌をバリアするために余分な皮脂を分泌させてしまうことに繋がります。ですから、肌を整えるために重要なのは、「肌をゴシゴシとこすらず、優しく適度に洗い」、「しっかり保湿すること」につきます。
ミョウバンクリームは私の加齢臭対策の守護神です。消臭の守り神としてミョウバンを崇拝する 私が「Deo Lab ミョウバンクリーム」と「D-tube デオドラントクリーム」使ってみて思うのは、ううん…どうにも「甲乙つけがたい」。
それでも、敢えて比較して評価するとしたら、クリームの伸びがよく使用感が良いのは「Deo Lab ミョウバンクリーム」であり、消臭効果では私個人の実感として、こころもち「D-tube デオドラントクリーム」に軍配があがる気がします。