中古住宅を購入してまもなくDIYリフォームで手を付けたのがキッチンでした。といってもそこまで本格的な作業ではなく、渋くて落ち着きのあるウォルナットカラーのキッチンを明るい雰囲気に変えたくて白色でペイントしたという内容。そして、メッキを施した樹脂取手はすでに光沢を失っていたため、アクセントになるように青色で仕上げてみました。

当時のキッチンDIYペイントから2026年現在ではすでに13年経過してることなになります。毎日使う流し台、しかも白色であれば汚れも目立ってくるのは当然ですね。取手のペイントはプライマーを施してなかったため剥がれて残念な見た目になっていましたので、新たに木で取手を作ってみました。温かな印象のキッチンになるのではないかと思いつくままにすすめたイメチェンプチリフォーム。

 

台所を明るい雰囲気にイメチェン

以前紹介したキッチンの写真になります。勝手口には初期タイプの内窓が付いています。最初に流し台を塗装してから2年くらい経過しているのではないかと思います。全体の雰囲気は決して悪くはないのですが、青く塗装した流し台の取手はすでに剥がれているのが写真からもわかります。

最初にペイントしてから数年経過(まだキレイ)

 

明るい雰囲気にするために選んだオフホワイトの水性シリコン塗料

白の塗料といっても実は結構種類が多く迷ってしまいます。下の写真の右側は流し台に塗った最初の塗料。(劣化により多少は変化してるかもしれませんが、暗室保管してます。)

オフホワイト 水性シリコン塗料
水性シリコン塗料

 

写真の左側は今回選んだ塗料です。水性塗料の中でスッキリ明るい雰囲気の白色にしたいと思って選んだら、水性シリコンのオフホワイトになりました。水性シリコン塗料の存在も知らずただただ気に入った色味だけで選んだのです。価格は水性シリコン塗料の方か若干高いようです。

 

水性シリコン塗料のペイント作業

初めて水性シリコン塗料を使ってみた感想として、「匂いがほとんど気にならない」、「塗料の乾きが早い」。水性塗料は油性塗料に比べて匂いがあまりきつくなく使いやすい、とは言え屋内作業では窓を開けていました。しかし、水性シリコン塗料はほとんど匂いが気にならなく、エアコンを効かせて窓を開けずに作業をしてました。念の為、換気扇を回していたかもしれませんが、これまで使用していた水性塗料と比べて断然匂いが気にならない。

スッキリ明るい「オフホワイト」
施工前 塗装済み

 

塗装作業では、扉を一つ置きに取り外して、引き出しはすべて取り外して行なっています。今回は取手を作り替えるため、古い取手をつけたままで塗装を先に行なっています。(古い取手は廃棄処分)

 

木とアルミを組み合わせモダンで温かみのあるDIY取手の制作

我が家のDIYではニスで仕上げた木材製作品が多く、家の各所に存在しています。そのため、木の温かみを感じるアクセントを流し台にもを加えたらどうかと考えたわけです。また、最近はこれまでのDIY作業で余った材料を出来るだけ使い切りたいと考えていたこともあってか、DIY内窓で使用したアルミ材の切り端を使ったらモダンな雰囲気を演出できるのではないかという思いがよぎったのでした。

 

DIY取手の角材をカット

角材の端材も保管しているため、端材の使用も検討してみましたがちょうどよいサイズがなかったため新しく角材を購入しています。取手のデザインとしては、アルミアングルと組み合わせるため、あえて角材の角を残したシャープなものにしています。

 

角材(奥行18 × 高さ12)を長さ100mmでカット
木工取手 角材切断

 

ノコギリを使った切断作業では100mmの長さでノコギリガイドを使用して直角にカットしています。また、切り口のバリは目の細かいサンドペーパーを使って最低限の仕上げに留めています。

 

DIY取手の取付け穴を加工

メッキを施した樹脂製の取手が既製品として付けてありました。使用されていたメートルネジの先端を細く段付き加工したものです。コーススレッドのような木ねじではないけども、下穴を小さめに開けてもともと使用されていた特殊ネジを再利用して取り付けています。

ビスの取付け穴(ピッチ75mm)を加工
木工取手 取付穴

 

DIY取手を油性ニスで仕上げる

ゴールデンオークの油性ニスを使用。仕上げにクリアでコーティングしてます。

ニスを塗って仕上げ
木工取手 ニス塗り

 

アルミアングルを組み合わせたモダンなDIY取手

取手をいろんな形状に作れるのが木工DIYのよいところ。たとえば、トリマーのビット形状を変える事でいろんな形状に仕上げることができるし、あるいは木工ボンドで貼り合わせるなんてこともできる。

私の選択は、木の加工を最小限に抑えて端材のアルミアングルを組み合わせることで取手としての機能を持たせ、なおかつアルミの無機質感を活かしてモダンな雰囲気を出せるのではないかと考えました。

 

ハンドグライダーに切断刃をつけてアルミ材をカット

今回は、室内の作業台を使ってアルミ材をカットしてみました。L型クランプとシャコ万力を使ってアルミアングルを固定しています。端材を当て木にすることで加工キズを抑えることができます。木材と同じく長さ100mmで切断してます。

ハンドグラインダーを使って金属を切断する場合、金属粉が舞いますので保護メガネ、マスク、作業用手袋を使用されることをお勧めします。

 

ハンドグラインダーでアルミアングルをカット
取手 アルミアングル切断

 

木材にアルミアングルを組み合わせる

アルミアングルと木材は両面テープで固定するのですが、引き出しを勢いよく引くとテープが剥がれるかも。そんな不安がよぎってきたので、保険としてビスを一本だけ止めることにしてます。アルミアングルに両面テープを貼る前に電動ドリルドライバーを使ってボルト穴を開けています。ビスの取付けでは、細めの下穴を開けてからドライバーを使って慎重に手締めしてます。(3ミリ 長さ8mmの極小ビスを使用)

 

L10×10×100 両面テープとビス固定
取手 小組完了

 

木製のDIY取手で明るい雰囲気にイメチェン

先の工程で、木製のDIY取手に予めアルミアングルを取付けていましたが、いよいよ流し台に取付けていきます。今回は、旧取手を取付けた状態(扉・引出しの開け閉めのため)でパネルの塗装を行っています。塗料がよく乾燥してから旧取手を外すという手順にしてます。

さっそく木製のDIY取手を取付けてみたのですが、付け根部分の未塗装部がわずかに見えることが分かりました。そこで、旧取手を取り外して、取り付け部分を再度塗装し乾燥してからDIY取手を取付けています。

 

取手は引出しの内側からビス止め固定
木工取手 ズーム

 

木材とアルミのコンビネーション取手
完成流し台 ガス台

わりと統一感が出ていて良い感じなのではないかと自負してます。

 

壁飾りでアクセント

流し台の引き出しや開き戸にDIY取手を取り付けたことで暖かな木の温もりが加わって随分と雰囲気が変わった印象を受けました。もともとは取手のみの製作のつもりでしたが、流し台の前に立った時に味気ないタイル壁に物足りなさを感じてしまいました。ならば、壁に木のアクセントをつけることで温もりを感じられるようになるのではないかと。

 

コンクリートプラグ取付け

径4mmのコンクリートプラグと径3mmのビスを使って壁飾りを取付けます。まずは、飾り用の木材にビスの取付け用穴をあけています。タイルの穴あけは結構しんどいので、目地を狙って穴あけしてます。木材を一度テープで仮止めして、穴位置に2mmくらいのコンクリートドリルで目印を入れて、木材を取り外してから4.6mmのコンクリートドリルで穴あけ。コンクリートの穴あけ作業の際、個人的には充電ドリルドライバーよりもインパクトドライバーのほうが作業しやすいと感じています。

 

壁飾りの取付け穴加工とコンクリートプラグ
アンカー穴あけ

 

インパクトドライバー





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壁飾り用の木材を取付け

コンクリートプラグをすべて取り付けたら、いったん木材を仮取付してみて問題無いか確認してから塗装。

壁飾りを仮取付け
壁面飾り 仮付け

 

壁飾りをアルミFBでアクセント(取付けビスを隠す)
壁飾り

DIY取手と同じように木の温もりとアルミのクールさをアクセントとして組合せることでキッチン全体の統一感を出してみました。

 

木材とアルミで明るくモダンな雰囲気
完成流し台 正面全景

 

木材とアルミのコンビネーション壁飾りで統一感を演出
完成流し台 上全景

 

 

LEDテープライトを使ったキッチンの間接照明

夏場のキッチンは出窓からのやさしい自然光と流し台上部ラックに取り付けたセンサーLEDライトで十分な明るさだと思っています。しかし、冬場になるとキッチンの明るさに少し物足りなさを感じていました。

そこで、壁を照らす間接照明として細いLEDテープライトを貼り付けてみました。これまで物陰で暗く感じていた壁を明るく照らせるので調理時の気分がきっと上がるはず。

 

購入したLEDテープライト

6000K / ホワイト / COB / テープライト / 3m / USB給電 / 高密度 / 幅5mm / 間接照明 / 両面テープ湾曲変形可能 / 切断可能

使用電力:10W

入力電圧:DC 5V/2A

幅:5mm

 

LEDテープライト COB 5545 ホワイト
LEDテープ COBテープ5545 WH

 

 

LEDテープライトを購入する際は、USB ACアダプターが付属となっているか確認してください。おそらく付属となっていることは無く別に準備する必要があると思います。その際、LEDの入力電圧・電流を確認しましょう。古いタイプのUSB ACアダプターは(5V 1A~1.5A) タイプのものが多いようです。現在の通常標準(5V/2.0A〜2.4A)タイプであれば問題ありませんが、廉価品は1.0Aタイプもありますのでご注意ください。

LEDテープライトの点灯・消灯は電源コードの途中にあるスイッチを使ってON・OFF操作を行います。下の写真の右側に写っているスイッチ(商品説明:タッチON/OFFリモコン付きUSBケーブル1.5m)を軽く触れて操作します。商品説明にはリモコンと表記してますが、いわゆるケーブルスイッチです。

もし、LEDテープライトを購入されるときは、従来からあるドットタイプ(廉価)なのか、あるいは最近の主流であるCOBタイプ(ドットレス)なのかを確かめてください。

 

LEDテープライト 試し点灯
LEDテープ 試し点灯

上の写真は確認のために開梱後すぐにLEDテープライトを点灯させてみた時の様子です。青く見えているのはLEDテープライト裏面です。LEDテープライト裏面には両面テープ備わっていますので、青い保護フィルムを剥がすとそのまま貼り付けることができます。

 

壁飾りも引き立つLEDテープライトの間接照明

今回、初めてLEDテープライトを使ってみました。以前から興味はあったのですが、どちらかというと「家の固定費削減のために、照明をLED化する」のほうがより重要だと考えていました。その結果、消費電力量の削減に寄与してるようです。キッチンにもLED照明はすでに取り付けているですが、冬場に少し物足りなさを感じていたのは否めません。そのため、雰囲気だけでも少し明るくなったらよいなと思ってLEDテープライトにトライしてます。

夏場の昼間であればLEDテープライトを点灯する必要ありませんが、昼間に点灯するとこんな感じです。雰囲気は悪くないですが、驚くほど明るいとまでは言えません。

LEDテープライト 点灯時 【昼間】
点灯時 流し台を見下げる

 

LEDテープライト 点灯時 【昼間】
点灯時 流し台を見上げる

 

夜にLEDテープライトのみを点灯してみました。点灯時はケーブルスイッチのところにも青いパイロットランプが点灯します。

LEDテープライト 点灯時 【夜間】
夜間 LED点灯 横

 

LEDテープライト 点灯時 【夜間】
夜間 LED点灯 正面

あわよくば、キッチンで食材をカットするときに手元が明るくなるといいなと期待してましたが、それほどの照度はないようです。まあ、それでもキッチンでの洗い物をする時の気分が随分と違うのではないかと思います。気分が上がるアイテム。

 

まとめ

キッチンのリフォーム計画は入居当初から思い描いている別のプランがあるのですが、材料費が結構かかるのでどうしても挫折してしまう。結局今回も端材を利用することで材料費を抑えながら流し台をプチリフォームしてイメチェンしてみました。きっかけは取手の塗装剥がれ(予測はしてた)、原因はメッキ表面にプライマーを塗ってなかったから。

最初は取手の交換だけ考えていた。ステンレスあるいはアルミの既製品取手を探してみたけども取付穴のピッチが合わなくて断念してます。いつものことながら「無いのなら、作るしかない」という流れ、そして、作業が拡張していく。こんな感じで思いつくまま作っていくのもDIYのいいところではないかとも思う。

LEDテープライトを今回初めて使用してみたのですが、気軽に使用できるアイテムだと感じました。取り付けたい場所の寸法をはかり、少し長めのものを購入してからカットして調整できるものがほとんどのようです。

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