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ひとりで取付けできる大きな窓の断熱対策とは?

内窓の取付けを何度か経験すると、取り付け作業にかんする不安はさほどなくなってきます。しかし、セミオーダーメイドの内窓は作り替えができないため、内窓を注文するときの採寸だけはかなり慎重になりますね。

今回は高さ1800mmとこれまでで一番大きな既製品の内窓を取付ける決心がついたのですが、やはりいろいろと不安に思うことがたくさんありました。

自分が想像できる範囲のことは、未経験でもさほど不安に思うことはないのですが、一人作業にとっての大きな障壁となるのは「重さ」「大きさ」の限界があるというところです。

ですから、自分の体力、腕力を冷静に見極めて、ひとりで行う内窓取付け作業が無理のない計画であるかを十分に検討してから判断したいところです。

大きな窓に内窓YKKapプラマードUを自分一人で取り付けるには十分な準備が必要です。

 

大きな窓の断熱対策 あなたはどれを選びますか?

ここでは、窓のサイズ 幅1800mm × 高さ1800mm くらいの大きさをイメージしています。

後悔しない選択のためのチェックシート 大きな窓の断熱対策

春の爽やかな日が差し込む日など、大きな窓辺で過ごすのは気持ちの良いものですが、一転して冬には窓の大きさがゆえに窓から迫りくる冷気の勢いに押されエアコンの暖房が効かないという状況になりやすいものです。

そんな時は、窓からの冷気の侵入を防ぎ、なおかつ室内の暖房が逃げないように窓の断熱効果を高めることが非常に効果的です。そうすれば、エアコンの暖房の効きが良くなりますのでエアコンの設定温度はやや低く設定しても快適に過ごすことができます。その結果、もちろん暖房費の節約につながります。

では、次に準備したチェックシートをご覧いただき、大きな窓の断熱対策を考える時、あなたに合った断熱対策は何なのかを導く思考の整理に役立ててください。

 

Q1.
大きな窓の断熱対策を「自分でやってみたい!」ですか?
Yes No
必要に応じてふかし枠を取付け

・DIYで内窓を自作する

・SEIKI 楽窓Ⅱを取付ける

・YKKap プラマードUを取付ける

・LIXIL インプラスを取付ける

 

業者に依頼して内窓を取付ける(必要に応じてふかし枠を追加)

内窓(樹脂フレームにガラス板)

・YKKap プラマードU

・LIXIL インプラス

内窓(アルミ+樹脂フレームにポリカーボネート板)

・SEIKI 楽窓Ⅱ

業者に依頼してサッシのみを交換

今あるサッシを3枚ガラス窓に交換

・YKKapトリプルガラス窓

・LIXILトリプルガラス窓

施工のプロに相談してみる(無料見積もり)


 

 

Q1で「YES」とお答えした方に質問します。

Q2.
内窓の取付け場所は玄関と同じ階ですか?
Yes No
階段を使って内窓を運ぶ必要がない

面材にポリカーボネートを使うと比較的に軽い仕上がり

・DIYで内窓を自作する

・楽窓を取付ける

 

・YKKap プラマードUを取付ける

・LIXIL インプラスを取付ける

 

非力な方一人では困難な作業レベル

高さ1800mmくらいのガラス板を使った内窓だとかなり重い(1枚30kgくらい)。

 

階段を使って上の階へ内窓を運ぶ必要がある

・楽窓Ⅱあるいはポリカーボネートを面材に使用した自作内窓であれば比較的軽量なため、運搬しやすい。

ヒヤリ体験

YKKapプラマードU 高さ1800×幅900くらいの引違い戸をひとりで運ぶ際、2度ほど倒しそうになりヒヤッとしました。

高さが1800mmあるYKKap プラマードU や LIXIL  インプラスを2階へ運ぶ場合、2人作業をおすすめします。

 

Q1で「YES」とお答えした方に質問します。

Q3.
取付け場所までの運搬ルートは確保できていますか?
ドアの開口部高さは、内窓を立てた状態で運搬できるような余裕はありますか?
ドア開口部の高さ1900mm以上

大きなサイズの内窓を運搬するのは楽ではありませんが、運搬ルートのドア開口高さにゆとりがあると気が楽になります。但し内窓を立てた状態で運ぶには、それなりの腕力が必要だと思います。

 

ドア開口部の高さ1800mm

内窓を横にして運搬可能ではありますが、進行方向を変更したり、階段の踊り場に近いドアなどでは取り回しが困難。

ヒヤリ体験

我が家の2階の階段上部のドアがたまたま開口高さ1900mmあったため、内窓を立てた状態でドアを通過でき運よく運搬できましたが、もしもドア開口高さが1800mmでは一人での運搬を断念したと思います。あるいは、力尽き内窓を破損してもおかしくなかった状況でした。

 

Q1で「YES」とお答えした方に質問します。

Q4.
外観(見栄え)を重視しますか?
Yes No
 

・YKKap プラマードUを取付ける

・LIXIL インプラスを取付ける

ガラスを使っているため、見栄えは良い。しかし、開け閉めの際はそれなりの重厚感があります。

 

 

 

とにかく軽い方がよい

ポリカーボネート板は丈夫ではありますが、クリア感ではガラスにかないません。

・楽窓を取付ける

ポリカーボネート板は割れる心配がほとんど無いのですが、樹脂であるためガラスよりもキズに注意が必要。

・DIYで内窓を自作する

取扱しやすいため面材には中空ポリカーボネートを使用。しかし、中空ポリカーボネートの外観は「好き」「嫌い」がハッキリと分かれるでしょう。

 

Q1で「YES」とお答えした方に質問します。

 

Q5.
内窓の開閉を頻繁に行いますか?
Yes No
内窓は開閉しやすい方がいいよね

・私なら、YKKapプラマードUを選びます。(比較体験した感覚をもとに)

・私の推測ですが、楽窓Ⅱはポリカーボネート板を使っているので軽い開閉感のはず。

・わたしがDIYした2000mmを超える内窓(アルミ+中空ポリカーボネート)の方か1800mmのプラマードよりも軽いため、開閉も楽。

開閉のしやすさよりも、気密性が高い方がいいな

・私なら、LIXILインプラスを選びます。(比較体験した感覚をもとに)

YKKapプラマードU(内窓)の取付け DIY LIXIL インプラス(内窓)発注から取付けまで DIY

 

 

Q6.
内窓をDIYで自作してみたいですか?
Yes No
内窓を自作DIYするメリット

・大きな内窓を既製品よりも安く製作できる

・モノづくりを楽しむ

内窓を自作DIYするデメリット

・既製品内窓の気密性には及ばない

・価格を抑えるためには面材には中空ポリカーボネート以外の選択は無い

・製作に時間がかかる

・フレームの剛性を出す工夫が必要

・意外と製作費用がかかる(2000mmを超える大きな内窓製作費用実績 4万円)

既製品の内窓を取りけるメリット

・仕上がりがキレイ

・内窓の気密性が良い

・意外と手頃な価格

既製品の内窓を取付けるデメリット

・大きな内窓になると価格が高い

・大きな内窓は重い(ガラス板の場合)

中空ポリカーボネートとアルミ製の大きなDIY内窓の作り方 引違い窓用の内窓サッシ リフォーム資料

 

問題解決のフローチャートをイメージしながら作ったチェックシートです。いかがでしたか?ご自身の思考の整理に役立てて頂ければ幸いです。一概に大きな窓にはどの断熱対策が良いとは言い切れません。もしも、小さなお子さんがいるなら安全性を重視するのもありですよね。

あるいは、二重窓にすると開閉の手間がわずらわしいと思えるなら、断熱効果が高いトリプルガラスという選択もあります。

また、あるいはチェックシートを見てもなお、自分で内窓を作ってみたいと思う方は是非挑戦してみてください。

 

大きな窓の断熱対策として、私が一人で取付けたのはYKKapプラマードU

今回は、寝室の高さ1800mm 幅1800mmクラスの窓になります。リビングの2000mmを超えるサイズほどではないのですが、まあまあ大きなサイズの部類だと思います。

私が購入したYKKapプラマードUは

YKKap 引違い窓 内窓 プラマードU 2枚建てになります。

高さ:1783mm

幅:1803mm

面材:単板ガラス 透明5mm

カラー:ダークブラウン

YKKapプラマードU 納品明細書

 

私がプラマードUを選んだ理由とは

プラマードU(既製品内窓)選定の理由1:コストパフォーマンス

リビングのDIYによる内窓製作で約4万円の製作費用が発生しています。今回の寝室用の内窓はリビングの内窓より一回り小さいものの、もしもDIYによるアルミ製フレームの自作内窓を作るとなると、リビングのDIY内窓とほぼ同等の費用がかかることが予測がつきます。ネットで検索してみると高さ1800mm×幅1800mmクラスであれば約5万円で購入可能であることが分かったため、DIYによる自作内窓ではなく既製品を購入するほうが得策だと考えました。

プラマードU 選定の理由2:引違い戸の開閉のしやすさ

今回内窓を設置する寝室の掃き出し窓は、ベランダへの出入りするため毎日開け閉めを行うことになります。この引違い戸の開閉動作でわずらわしさを感じるようではストレスとなりますので、「開閉のしやすさを重視した選択」を行っています。

・2017年に寝室の出窓に取り付けたYKKapプラマードUは幅1806mm 高さ877mm 引違い窓 2枚建て 透明3mmガラス

・2021年にリビングの出窓に取り付けたLIXILインプラスは幅1777mm 高さ1138mm 引違い窓 2枚建て 透明5mmガラス

ご覧の通り、出窓につけた2つの内窓サッシはインプラスが多少大きいもののサイズが近いことが分かります。カタログ性能では断熱性能、遮音性能ともに同等ランクにであり甲乙つけようがない感じです。

あえて両者の違いをあげると、私が感じたのは「引違い戸の開け閉めのしやすさ」の違いです。インプラスは障子をレールに取り付ける時もはめ込みがキツイことから、気密性を重視している印象を受けます。また、リビングのインプラスのほうが、寝室のプラマードよりもガラスの板厚が厚いぶん、重量的には不利ではあることは考慮しても、YKKapプラマードUのほうが戸の開け閉めをしやすく感じました。

プラマードU(単板5mmガラス)選定の理由:遮音性能コストパフォーマンス

ガラス窓はガラスの組み合わせ方で性能が違ってきます。主な特徴としては次の通りです。

・断熱性能を高めるには複層ガラスが適していますが、高価になります。(私の一番の困りごとは「冬の朝方の冷え」ですので、本来なら複層ガラスがよいのですが…。高い!)

・遮音性能を高めるには基本的はガラスの板を厚くすることが効果的です。複層ガラスでは共鳴を起こしてしまうため、遮音性能は高いとは言えないようです。

・高価な内窓である大信工業の内窓プラストやAGCのまどまど合わせガラスほどの遮音性能はないものの、厚めのガラス板を選ぶことで遮音性能アップが期待できます。

参考資料のまとめ記事はこちら:6畳部屋 引違い窓用の内窓サッシ リフォーム資料

 

ひとりで取り付け出来る内窓は高さ1800mmがギリギリライン。

 

個人差があるため断言はできませんが、結果論として身長170cm 体重60kg 57歳オジサンにとって、ひとりで高さ1800mmの内窓(樹脂フレーム+ガラス板)を取り付けるのはギリギリOKラインだと感じました。

女性にとっては相当体力に自信がないと厳しい作業になりそうです。内窓の面材にガラスではなくポリカーボネートを使用した「楽窓」のようなタイプであれば取付け作業はかなり難易度が下がりそうだと推測しています。

ではほんとに一人作業をおすすめするかというと、正直かなり破損のリスクが高い作業になるため「おすすめはしませんが、不可能ではない」という感じです。だからこそ、十分な準備と破損リスクに対する覚悟が必要であると思います。

 

内窓の受け入れ作業時の注意点とは

浴室の内窓は高さ1291mm 幅1740mmというサイズで重さ40kgであったのですが、その時は2枚まとめて梱包されていました。今回のプラマードは高さ1783mm 幅1803mm、重量も60kgということで、さすがに引違い戸は1枚づつ梱包されていました。

ご覧の通り、荷物を受け入れるだけでもかなりのスペースが必要です。あるいは、立てかける時はクレセントを下にしないようにご注意ください。(上マークが記してありました。)

 

届けられたYKKapプラマードの荷姿

 

内窓をひとりで2階へ運搬できるのか?

下の写真は今回の荷物の出荷伝票です。縦枠、上枠、下枠が入った細長くて軽い箱1つと引違い戸2枚の合計3つの荷物で合計重量が60kgということです。

ちなみに宅配便の受付重量は

・クロネコヤマト 30kgまで(大きさの上限あり)

・佐川急便 通常便 30kgまで ラージ便50kgまで(大きさの上限あり)

つまり、一般的に一人で運搬できる重量としては30kgまでが上限と考えるほうがよさそうです。30kgでも結構重いですよ。

YKKapプラマードの出荷伝票 重量表示60kg

 

内窓を開梱する十分なスペースと開梱する順番

玄関から運び込まれた内窓を同じ階に設置するケースでは、さほど問題にはならないとは思います。しかし、我が家のように2階に内窓を設置する場合は、どのような状態で運搬するか、どこに置くか、どちらから開梱するかなどの手順をシュミレーションしておくと良いのではないかと思います。

丁寧に梱包されてプラマード

 

私が考える作業シュミレーションの一例

屋内運搬する時の荷姿: 破損防止を重視

1枚30kg近くある内窓を運ぶとなると、「しっかりと荷物をつかみたい」と思いますよね。つかみやすさを考えると梱包材を取り払ったほうがつかみやすいと思います。しかし、階段をつかって2階まで内窓を上げるのであれば、万が一に備えて開梱しない状態で運ぶのが良いと判断しました。(滑り止めが付いた作業手袋を使用)

2階に荷物を上げる時の順番:クレセントが付いている内窓を先に上げる

2枚建てのサッシ窓には、「クレセント」が付いている窓と、「クレセント受け」がついている窓の2種類があります。クレセントつまり「鍵」がついていますので必ず室内側にクレセントがくるようになります。

クレセントが付いている窓は最後に取付けしますので、最初に2階に上げて開梱スペースの奥側に置くと作業がスムーズに行えます。

あるいは、クレセント受けが付いた窓を最初に2階に上げて開梱して取り付ける、そして、次にクレセントが付いて窓を2階に上げて開梱して取付けというように1枚づつ取付けてしまうやり方でも良いと思います。

2階への運搬開始前に: 二階の階段上部の開口高さを確認する

我が家の場合は、階段の上部に開き戸があり、開口部の高さが1900mmあります。たまたま、内窓よりも大きめの開口部であったために内窓を立てた状態で運ぶことができました。

最初は、内窓を階段に沿わせるように斜めにして上がれば問題ないだろうと安易に考えていたのですが、いざ階段上部にきてみると内窓を斜めの状態で左回しにしようとしても出来なくてかなり焦りました。

ですから、階段から2階のフロアーに移る部分の開口高さが運搬しようとしている荷物の高さよりも高くて余裕があるかを確認しておいたほうが良いでしょう。もしも、2階開口部の寸法が内窓よりも低い場合は一人での運搬は断念した方が得策だと思います。

 

参考事例:ひとりで取り付けたYKKapプラマード(総重量60kg) 取付け工程

メーカーが違っていたとしても、内窓の取付け方法にさほど違いは無い印象です。基本的には、枠をつけて、サッシをはめ込むだけなのです。

どちらかというと、取付け準備のほうが神経使うのかもしれません。特に、内窓の取付けを予定している窓枠が歪んでいたり、ふかし枠が必要だったり、窓枠の補強が必要なケースなど。

上下枠、縦枠の確認

下の写真のように、枠にはシールが貼られています。シールには「室内からみて右、左」、「外⇒」というように外窓(屋外)側になる向きを表示しています。

YKKapプラマードUの下枠と上枠

 

YKKapプラマードUの縦枠

 

縦枠の取付け位置を確認

YKKapプラマードUの施工説明書には、

縦枠を取付ける際、窓枠の室内側端から内窓の縦枠までの距離を同じにするように説明してあります。

我が家の場合、外窓をはさむ左右の柱には、片方だけに化粧板がつけてあるため枠の出代が違っています。そのようなケースでは既存のサッシ枠からの距離を合わせると良いでしょう。

縦枠取付け 既存サッシからの距離を合わせて
(窓枠基準でも構いません)

 

縦枠上部の既存サッシからの距離
(下部寸法に合わせる)

 

下枠の取付け

内窓の取付けでは、基本的にはまず左右の縦枠を取付けてから、次に下枠を取付けます。下枠の縦枠の中にはめ込むような構造になっているようです。(YKKapプラマードU、LIXILインプラス、光 簡易内窓)

下の写真からも分かるように、縦枠の両端にはツバがあり、内側に出っ張っているような形状となっています。そのため、室内側から下枠を横方向にスライドさせながら縦枠のツバの内側に入れることはできません。

樹脂製の内窓では、樹脂の柔軟性が幸いし、弓のように下枠をそらせた体勢にさせることで取付けることができます。

コツとしては、まずは下枠の左右どちらかを縦枠の下角に当てます。その状態で下枠の中央付近を持ち上げ、もう片方の手で下枠の反対側の端を抑え込むような状態を保つことで(弓のように下枠が反った状態)簡単に取り付けることができます。

下枠の取付け

 

上枠の取付け

上枠の場合も下枠と同様に、上枠を弓なりにしならせながら取付けます。

上枠の取付け

 

上枠取付けの注意点

枠も樹脂製であるため、取付け用のネジを締めすぎると上枠がひずみレール間の寸法が狭くなってしまいます。下図のように、レールの内寸が27~28mmとなるように調整します。

 

既存サッシのクレセントと干渉しない事を確認

 

YKKapプラマードU 障子の気密性アップの工夫とは

下の写真は、障子の下面になりますので普段は見えない部分です。戸車(黒色)はゴム製シール材(黒色)の奥に隠れるような配置となっています。

 

YKKapプラマードUの障子下部

 

下イラストから分かるように、障子のシール材(下イラスト:赤色)は下枠のレールにタッチしながら戸を開閉するようになっています。このため、気密性を保つことができるのです。このような部分はDIYではなかなか作れないサッシメーカーの強みでしょう。

プラマード障子のシール材

 

障子の上の部分も、下枠と同じようにシール材がレールを挟み込むような構造となっています。(気密性が高いのは、こういう工夫の積み重ねあるからなのです。)

YKKapプラマードUの障子上部

 

引違い戸の側面にはシール材(黒い部分)

 

上の写真では、右側にプラマードの障子が2枚並んでいます。そのうちの薄い方にはシール材がつけてあります。このシール材は縦枠との気密性を保つための工夫です。

 

クレセントが付いている内側の柱はかなり大きい(剛性確保と推測)

障子と障子が重なる部分にシール材を設置して、クレセントで障子と障子を密着させようとしてもフレームの強度が十分でないと気密性を保つことは出来ません。

 

YKKapプラマードU 安全性の工夫

内窓は、施工業者に限らず個人でも取り付けることができます。しかし、施工状態が悪いと事故になりかねません。

サッシの取付け不良による、障子の落下を防ぐための工夫として、「かかり代」を確認するための確認ラインが備わっています。

 

かかり代の確認

内窓の縦枠、上下枠を取付け、障子をレールにはめ込んだときに下写真のような「赤い確認ライン」が見えなければ大丈夫です。(視線の高さは、赤い確認ラインと同じ高さにします。)

もしも、赤いラインが見えるようであれば、障子が外れ落ちる可能性があるため速やかに「戸車の高さ調整」が必要となります。

 

YKKapプラマードUの障子と上枠との
「かかり代」確認ライン

 

戸車の高さ調整

障子下部の横には2つの穴があり、メクラ詮が付いています。そのうちの下側の栓を外すと「調整ネジ」が見えます。調整ネジを右に回すと障子は上がります。左に回すと下がります。

通常、メーカーから出荷する際は、戸車の高さ調整は一番低くしてあります。

 

戸車の高さ調整用の穴(下の穴)

 

クレセントの接触防止

クレセントにはトリガー(下写真)が組み合わされています。トリガーはセンサーのような役割をしています。

クレセントのトリガー

 

 

 

 

 

 

 

トリガーが押された状態になると、クレセントが回転する

クレセント受けの突起にトリガーが触れないとクレセントが回転しないようになっています。

たとえば、とびらが開いているとクレセント受けはクレセントの位置と違うところにあります。その状態では、トリガーはどこにも接触することができませんので、これ以上回転することができなくなります。

 

クレセントが掛かると、トリガーは収納される

クレセント受けにトリガーが当たることで、まるでスイッチが入ったようにクレセントはスムーズに回転して鍵がかかります。

 

DIYふかし枠にプラマードUをひとりで取付けできた

注文するまえの段階から、「この内窓は重いぞ!」と覚悟はできていたのですが、やはり重かった。正直「結果オーライ」という感じです。高さ1800mmあるサイズの内窓プラマードをひとりで取り付けるということは破損のリスクがかなり高い作業になります。

取付けまでに手間と苦労が多い内窓でしたが、頻繁に開閉する窓となりますので、断熱性能のみではなく扱いやすさにも考慮してプラマードを選んでいます。しっとりとした重量感はあるもののストレスなく開閉できて扱いやすい内窓だと感じています。

 

ふかし枠にYKKapプラマードUを取付完了

ちなみに、プラマードの半分をふかし枠で支えるような感じになっています。ふかし枠は畳の間との調和を考えたデザインとしています。(内窓の重量をしっかり支えながらも、うぐいす色の砂壁が見えるのがポイントです。)

 

透明ガラスでクリアな仕上がり

プラマードには透明ガラスを組合せていますので、すっきりとした仕上がりとなります。外窓のガラス面には中空ポリカーボネートを固定して簡易ペアガラス風としていましたが、そのままにしてあります。

 

外窓とダークブラウンのプラマード

外窓のフレームは濃いこげ茶(ほぼ黒)なのですが、ダークブラウンのプラマードのとマッチングは良く、プラマードを透明ガラスにしているのでスッキリとした仕上がりです。外窓の上部ガラスにはフィルムが貼っていますのでプライバシーは守られます。

 

外窓は霞んだ見え方(内窓はクリアガラス)

内窓をクリアなガラス板にして、外窓と内窓のフレームのカラーを合わることで殆ど違和感ない仕上がりとなります。

長年の切なる思いがようやく形になりました。二階の寝室は同色のプラマードUで統一した形になります。

 

まとめ

あくまで、一人作業を前提として内窓プラマードの取付け計画をたてていたのですが、今回に関しては正直なにが起こるか分からないという感じでした。

窓枠の取付けは、樹脂製の軽い上下枠、縦枠をビスで止めるだけですので、まったく問題ないのですが、ガラスが入った大きな内窓をいかにして二階まで上げるかがポイントでした。

二階までの屋内運搬の計画の甘さが露出した作業となりましたが、そもそもこのサイズの内窓をひとりで取り付ける計画が妥当であったのかをふくめて、大きな窓の断熱対策につて考えてみまた。

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必要は発明の母といわれるように、暮らしに直面する問題を一つ一つクリアする事をやっていたら、些細なものからちょっといいアイデアと思えるものまで出来ていました。そのときは必死にやっていて、気づいてなかった。いつの間にかDIYが好きになっていたようです。
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