トイレをDIYにより、基礎から制作することとなりました。基礎の次は柱や間柱を組んでいきます。その時、間柱の間隔は、使用する断熱材の幅に合わせて決めるとよいでしょう。

サッシの窓枠取り付けは、ネット公開されているスキマ寸法を参考にしています。吊り天井では天井板の上に断熱材を載せただけという作りがありますが、このトイレでは、壁と同じように、天井も二重構造としています。

ただし、ダウンライト部分は、長時間の使用でLEDライトが熱を持つと考えられため、熱を逃がすために、ライト周りの外壁にボリュームを持たせる形状にしています。

壁には、100mmのダクトを貫通させ、換気扇の取り付けを初めて行いました。換気扇は冬のヒートショックを防ぐために、自動開閉式を選んでいます。

 

壁・床・天井に断熱材を充填して快適な簡易水洗トイレにするDIY

 

DIYで設置する簡易水洗トイレの計画案

簡易水洗トイレの基礎 土台編と重複してしまいますが、基本となる図になりますので、あえて掲載しました。ここでは、トイレの壁と天井をDIYにて製作する過程についてご紹介したいと思います。

老朽化した古民家を一部解体した後にトイレを増築するような形になります。柱が腐れかけていたり、柱の並びが歪んでいたり、屋根の傾斜がありフラットな天井にできないなどの制約があるなかでの作業となっています。

 

DIYする実家トイレのレイアウト
実家 トイレ拡張レイアウト2 e1674997786458

 

簡易水洗トイレの壁にDIYでサッシ窓を取付けてみた

YKKapホームページよりCADデータをダウンロードして色分けしたり、線の太さを変えてある程度見やすくしてみました。

「サッシ窓の取付けを業者に頼まず、DIYして自分で取り付けてみたい。」とお考えの方に、参考にして頂ければ幸いです。私自身も、経験があるのですが、

初めてサッシを注文するときは、サッシのサイズを表す数値が、どの寸法を表しているのか、はっきりしなかったり、取り付けする木枠が、サッシのどの部分と接するのかピントこないのではないかと思います。

 

こんな時は、一度、サッシのCADデータをご覧いただくとよいのではないかと思います。これから、私が実際に取り付けたサッシのCADデーターをご覧になると、ある程度イメージが湧くとおもいますので、是非、ご覧ください。

YKKap 窓サッシ フレミング
  • 引き違い窓
  • 複層ガラス 2枚建て 半外付型
  • サッシ+網戸+窓枠セット品
  • 幅780mm × 高さ570mm

 

トリプルガラスとペアガラスの温度比較





YouTubeで動画をチェック

 

 

YKKap 引き違い窓 複層ガラス 780×570

サッシ窓の取付け
トイレのサッシ窓全体 e1674998304369

 

YKKap オリジナルCADデータを加工して表示

サッシ枠の横寸法
トイレ サッシ枠の寸法 e1674982758541

 

 

サッシ枠の縦寸法
トイレ サッシの寸法 e1674982836996

 

簡易水洗トイレの壁の骨組みとサッシ窓の取付けをDIYするなら

初めて「サッシの取り付け」を行った際に一番不安に思ったことは、サッシを取り付ける枠組みのサイズです。

目安寸法

ネットで調べてみると、目安寸法として紹介されていたのは上下方向はサッシのサイズ+5mm、横方向はサッシのサイズ+10mmだという事でした。

この目標値を参考にして、サッシの取り付けを行い無事作業は終了してのですが、私自身の中では、少々納得できていないのが正直なところでした。

この記事を書くにあたり、まずはYKKのサイトで業者向けマニュアルをみても、私が知りたい「+何mmという明確な数字」は無く、”クリアランスは適切な寸法”とのみ表記していました。

それで、今度はYKKが提供しているCADデータで寸法をひろってみたのが上の図です。

CADの作図寸法によると

サッシ幅780mmに対し、木枠幅805mm、

サッシ高さ570mmに対して575mmとしていました。

上下方向に関しては、窓台にサッシ枠を預けるとして下の隙間を0mmとし、上の隙間を5mmこれはCADでも目安寸法でも同じです。かたや幅に関してはかなりの開きがあります。

CADでは左右それぞれ12.5mmとなっています。目安寸法では横方向は10mmでしたが、表現を変えると左右それぞれ5mmということです。

私の個人的な見解としては、左右方向の隙間をあまり大きくすると、サッシ枠を外壁側から止めるビス穴が木枠の端になってしまうので、あまり広くし過ぎない方が良いかと思います。

つまり、結論としましては「ネットで紹介されていた目安寸法」が良いのではないかと思っています。ただし、より分かりやすく伝えるとすれば、

私の個人的な結論

表現としては

「取り付け枠」はサッシ枠に対して上下方向に5mm広く、

サッシ枠に対して 左右それぞれ5mm広くする

と表現したほうが腑に落ちるように思います。

一方CAD上で使用している「クリアランス左右12.5mm」は許容最大値と考えてよいのではないかと考えています。(サッシ枠と取付け枠との間にできる空間にはシリコンコーキングなどの充填剤でシールするのが一般的です。)

 

壁に取り付ける一般的なサッシ窓の取付け枠を施工する場合

YKKのサッシ窓施工説明図より紹介

サッシの窓枠を設置する取付け枠の一般的な作りは下イラストのようになります。

一般的なサッシ取付け枠の例
YKKの説明図2紹介 e1674975407319

 

初心者におすすめなDIY 金具を使って「簡単なサッシ取付け枠」

上のイラストのようにまぐさや窓台の取付けにほぞ接ぎを加工するのは初心者にとってはかなりハードルが高いように思います。そこで、初心者の方はまぐさや窓台の取付けに丈夫な金具を使うのも良いのではないかと思います。

ほぞ加工に自信がない場合の代替え施工法
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一部解体後に、別部屋の壁にもDIYで窓枠を取り付けてみた

ちょうど同じ時期に作ったひとまわり大きいサイズのサッシ取付け枠が完成したところ。

サッシ取付け枠の加工例
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簡易水洗トイレの壁に「間柱」を取り付ける

今回は厚み100mm 幅435mmの断熱材を使用しました。外壁に使った コンパネは幅 910mm 柱と柱の間に入れる間柱は幅 40mm のものを使用。つまり、間柱の間隔は415mm。

コンパネ1枚の真ん中に40mmの間柱、コンパネの両端は40mmの間柱に半分づつ乗せ掛けます。

コンパネ910mm - (40㎜/2+ 40㎜ + 40㎜/2)

= (910mm - 80mm)/2

= 415mm

つまり、415mmの隙間に「435mm幅の断熱材」を隙間なく埋め込むようなかたちになります。

 

簡易水洗トイレの壁への断熱材充填作業をDIYしてみる

間柱を取り付け、サッシ枠を取り付けた後に、外壁としてコンパネを取り付けています。

コンパネを取り付け後、室内から光の漏れを確認し、隙間があるところは徹底的にシリコンコーキングで埋める作業を行い、気密性を確保するように注意を払っています。

断熱材の充填は、床、壁、天井といずれも、しっかりと隙間がないように入れないと、しっかりとした断熱効果が得られません。

もしも、断熱材をカットしてお使いになるときは、必ず防塵対策として、マスクを使用することをお忘れなく。

 

断熱材 イゾベール





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簡易水洗トイレの外壁はDIY感満載のポリカ波板仕上げ

今回のトイレ制作では、「外観はあまり気にせず、機能性を備えてコストを削減すること」をテーマとしているため、DIY感満載の外壁仕上げとなっています。

そのため、簡易水洗トイレの外装は「解体時の雨仕舞」の延長として考えています。外壁材としてはコンパネに防腐ペイントしたものを使用し、アウターにポリカーボネート波板を使ってさらに防水しています。

ポリカーボネート波板は雨仕舞の端材を使用しています。見栄えをよくしようと思う場合はだんぜん、外壁材を購入する方が良いかと思います。あるいは板張りの外壁などでオシャレに仕上げるのも良いかと思います。

 

ある意味こだわりのDIY 二重ガラスのサッシ窓で快適な室内を重視

簡易水洗トイレの外壁には厚さ10mmのコンパネを使って、内壁には石膏ボードを張り、壁の中には断熱材を充填しています。その後、コンパネには防虫・防腐タイプの木工塗料を塗っています。一部解体したときの雨仕舞で使用したポリカーボネート波板が余っていたので、トイレの屋根と壁面に利用することにしています。

一応、外壁材の購入も考えたのですが、狭い面積とはいえちゃんとした外壁材はそれなりの値段にないりますので今回は見送っています。

 

とにかく雨風がしのげればヨシというDIYならではの割り切り。
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簡易水洗トイレをくつろげる空間にすることが、このDIYのテーマ

室内では、「くつろげる空間にすること」をテーマとしています。

まずは、できるだけ広く、そして、冬暖かく、夏は涼しく過ごせることは大変重要です。

 

簡易水洗トイレの壁の構造

構造としては外壁(コンパネ)と内壁(石膏ボード)の二重構造とし、隙間が無いようにシリコンによるシーリングを徹底しています。そして100ミリの断熱材を床、壁、天井内部にしっかり充填しています。

 

内壁には石膏ボードを使用

コストを選択基準として、内壁外壁ともに材料を選んでいます。石膏ボードは薄板コンパネのほぼ半額でした。断熱材は「断熱効果を左右します」ので良いものをお使いになることをおススメします。

 

石膏ボードの施工

石膏ボードの施工は、今回が初めてなのでネットやYouTubeを手本として作業を行っています。石膏ボードの材料切り出しはカッターナイフによる二度切りが上手くいくようです。

参考にした動画はこちら

石膏ボードの貼り方 YouTube

 

石膏ボードの繋ぎ部はパテを塗る。

壁の下地の滑らかさは壁紙の仕上がりを左右しますので、パテをつかって滑らかに仕上げるのがよいでしょう。

石膏ボードの継ぎ目をパテで仕上げる
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手すりの取り付け場所の寸法を計測

壁紙を貼ってからでは壁の骨組みの場所が分からなくなりますので、手すりを取り付ける場合は取付け予定場所の寸法を計測しておくことをおすすめします。

 

石膏ボードの穴あけ

穴あけは、ドリルと石膏ボード用ノコもしくは万能ノコを併用すると良いようです。ドリルで数カ所穴を開け、ノコ刃を入れるスペースをつくり、そこを起点にノコで切断していきます。丸い穴は、ホールソーもしくは自在錐を使用するときれいな穴が開けられるようです。

 

自在錐





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手洗い設置場所 配管用の穴あけ位置のケガキ

施工前に取り付け位置をケガいたりして問題がないか確認してから作業を行うようにすると安心です。

壁にケガキ 手洗い設置場所と配管用の穴位置
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手洗器を設置する場所だけは、コンパネ壁として、さらに厚い合板を手洗いの設置場所のみコンパネの上にビス止めし二重壁板としています。手洗いは陶器で重量がありますので壁の強度対策としています。

 

インパクトドライバー





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電気配線作業もDIYして、換気扇は壁に、照明は天井に取り付け

一応、第二種電気工事士の資格をもっているのでトイレの照明、換気扇、コンセント、屋外コンセントの配線工事もDIYしてみました。

お願い

もしも、電気工事士の資格をお持ちでない場合は業者に電気工事を依頼してください。決して無資格の方が電気工事を行わいようお願いいたします。

大まかな電気工事を終えてから、壁と天井に断熱材を入れて、その後、石膏ボードをビス止めしていきます。

換気扇、照明、コンセントとそれぞれ設置する場所では、適切な大きさの穴をあけた石膏ボードを固定していきます。

その際、余長を確保した電気コードを、設置用穴から引き出した状態で石膏ボードをビス止めしていきます。

最後に結線処理をしてから電気機器を壁に固定します。

 

ダウンライトと換気扇をとりつけてみた

ダウンライトはLEDを使用していますが、まったく熱をもたないわけではありませんので、発熱によるトラブルを防ぐためにライト周りをあえて大きく拡張するように作っています。

換気扇は蓋つきのタイプにしています。排気ファンが回り出すと室内側にある蓋が静かに開きます。そして、排気ファンが止まると蓋はしずかに閉じます。「パイプファン」と銘打っているように、壁の中に塩ビパイプを貫通させてパイプに換気扇を差し込んで固定する構造となっています。

 

ダウンライトと換気扇のレイアウト
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トイレ用換気扇





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初めての壁紙施工をDIYでトライ

今回、壁紙の施工をはじめてDIYしてみました。マニュアル付の初心者向けキットを利用したのですが、トイレの室内が特殊な形状をしているため、かなり難易度の高い作業となり苦労しました。

色は白色です。2カ所ほど壁紙の重ねが不足してよく見るとおかしな部分もあるのですが、おおむね満足のいく仕上がりではないかと思います。

 

幅木の取付け順序を変更するDIYならではの荒業

通常の内装作業では壁紙職人さんやフロアシート張りの職人さんは一番最後の工程として作業をします。つまり、その時点で壁と床の突き合わせ部分にはもうすでに幅木をつけて仕上げられています。しかし、職人さんたちはこの状況でも壁紙やフロアシートを隙間なくきれいに貼っていくのです。まさに神業級です。

実はこの壁や床の仕上げは私にとってはかなりのストレスがかかる高難度の作業でした。初心者の私はDIYer向けの施工法解説をユーチューブで見てもなかなか自信を持てませんでした。そこで、フロアクッションシートと壁紙を貼ったあと、つまり一番最後に幅木を取付けることにしました。笑

 

「天井を高く、少しでも広くする」ための特殊な形状

室内では、「くつろげる空間にすること」をテーマとしていますので、天井高を可能な限り高くしたいと考えていました。

それでも天井裏での外壁作業があるため作業可能な範囲て収めています。

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DIYによるトイレ製作に関する他の記事はこちら

簡易水洗トイレのアイデアDIY 基礎土台編

簡易水洗トイレのアイデアDIY 内装編

その他のトイレに関する記事はこちらにありますので興味がある方はご覧ください。

簡易水洗トイレの仕組みと使い方

アイデアDIY トイレのプチリフォーム

トイレの掃除 徹底リフレッシュ

 

まとめ

「高齢者にとっての快適空間」といえるトイレをコンセプトにDIYをスタートしています。

その中でも、ヒートショックを防ぐために、底冷えしないよう、「壁」、「天井」、「床」をしっかりと断熱することを重要視しています。

トイレの断熱効率を高めるあためのポイントである、「質の良い断熱材」と「気密性」には特に注意を払い、作業をおこなっています。

柱、間柱を組んだ後に外壁を施工し、その段階でも念入りに「光の漏れチェック」を行っています。光の漏れがあったら、シリコンでしっかりと埋める作業を繰り返し、気密性のアップを徹底しています。

それから、壁の間柱については、断熱材のサイズだけでなく、手すりを取り付ける設置場所をしっかりと検討し、「力がかかりそうな部分」は内壁をつける前に補強しています。

加えて、手洗いを設置する壁に関しては、重い陶器製であることを考慮し、コンパネで施工してます。それ以外の内壁は石膏ボードを使用しています。

細かい配慮が、トイレの「使いやすさ」、「快適さ」につながると思います。

この記事が「ほんのり豊かに、快適に暮らす」ためのヒントになりましたら、幸いです。最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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